夜行バスにて

9月になった

そんでもう8日も過ぎてた

はやすぎやしないか

 

9月に入り、同僚たちが次から次へと倒れ、ただでさえ忙しい月初に突如降り掛かってきた知らん業務を前に日々死にそうになっていたが、どうにかこうにか捌ききって、わたしはいま無事に、祭り行きの夜行バスに乗っている。

夜行バスに対して、じつはそんなに抵抗がない。故郷からはどこへ行くにもバスしか手段がなかったために身体が慣れているというのもあるし、中高生のわたしにとっては、夜行バスに乗ることは非日常の入口でいつもとびきりどきどきしていたから、そのときめきの記憶が残っているのかもしれない。

そうそう、非日常スポットとして、深夜のサービスエリアが好き。あの空気を吸いたくて意味もなく絶対降りちゃう。

結構どこでも眠れるタイプということも大きい。ただ別に寝つきがいいというわけではないので、いま、眠気の訪れなさにブログなんて書いている。寝不足だったからイケると思ったんだけどなあ。

夜行バスのことはきらいじゃないけど、「座席倒してもいいですか?」のタイミングをはかるのはいつまで経っても苦手。あーーーまた言いそびれてしまった。また暗闇の中でじわじわと倒していくしかなくなってしまった。後ろの人に突然のアハ体験。

大人になって随分ましになった気でいたけど、こういうところに人見知りが根深く残っているなと思う。夢羽ちゃんの人見知りエピソードめっちゃわかる。つい先日髪の毛を整えに長時間美容院に行った時だいぶしんどかった、なんか適当なことばっかり喋っちゃった本当にわかる。コンビニ店員さんに覚えられたくないのもわかる、わざわざ寄るコンビニ変えてる。最近はセルフレジしか使えない。誰にもわたしを個として認識してほしくない。景色の一部でいたい。

美容師さんもそうだし、学校の先生とか、家族や心を開いた友人以外と仲良くできる側の人間、本当にすごいなあと思っている。職場の人とも一定の距離をおいているので、たとえば朝エレベーターとかいっしょにならないように、ちょっとゆっくり歩いたりする。あの数秒の世間話すら、何を喋っていいかわからない。美容院のあと出社するのもいつもちょっと憂鬱。「髪切った?」がにがてなのだ。いいからわたしに注目しないでほしい。

別に自分が他人になにかを思うとかはない。職場の人だってみんな大好きで、人間関係が良好すぎて自慢したいくらい。ただただ自意識が過剰なだけ。めんどくさ〜!!!

 

人見知りだけど人嫌いなわけじゃないので、大事な人のことはちゃんと大事にできるようにしたい。こんなわたしがベラベラしゃべってる様を知っているみなさん、とっても懐いています。いつもありがとう、これからもよろしくね。

 

いつの間にか寝て起きたらついてた!

東京ライフ、楽しんでこ!